1月15日(日)に産業創造館にて定例会が行われました。
塾長より新年のお言葉をいただいた後、沖胡先生の望診講義、城田先生の問診講義、伊藤先生の経絡講義、最後のグループでの実技がありました。
【塾長の新年のお言葉】
塾長が『漢方の臨床』へ投稿された文章を元に、柿田塾の方向性についてお話をいただきました。また、呼吸法についてのアドバイスもあり、治療時は「ベルカント唱法」を用いるとよいだろうとのことでした。
【望診講義】
舌診の補足で、口唇に関係する症状と原因となる臓腑の解説をしていただきました。口内の内出血・唇と歯の潤い低下・口角炎・口唇ヘルペスについて解説をいただき、塾長より化学物質過敏症による唇の乾燥の症例を教えていただきました。
【問診講義】
今日より頭身の項目に入りました。、解説をしていただきました。頭痛のうち、痛む部位・痛み方とそれに関係する臓腑経絡と現代医学での症状、注意点を解説していただきました。
【経絡講義】
手少陽三焦経の講義の続きで、前回解説が不十分だったところを再度解説していただきました。
【実技】
季節柄、出会う機会が多い肺への治療を指導していただきました。脈を診た後に胸部と背部の切診を行い虚している部分を把握してからパワースティックでの治療を行いました。まだまだ気の去来も十分には感じ取れていない段階なので、座学も勉強しつつ、瞑想に励み、少しでも上達できるように頑張ります。
塾生 柏倉