【切経講義】 沖胡先生
リラックスについて学びました。
リラックスには正気が充実したリラックスと正気が充実していないリラックスとの2通りがあり、後者のリラックスは診断治療上良くないので、まず正気を充実させることが大事との事でした。
正気を充実させる方法をいろいろ教わりました。
また、感じようとする気持ちが強いと前傾姿勢になり良くないとのことだったので今後気を付けたいと思います。
上記の事から肉体と心のリラックスは、いつも教えて頂いている頭を空にすると言う事が治療を行う上で一番害がなく良いと言う事を学びました。
【問診講義】 城田先生
始めに時期によって色々な症状が起こると言う事を学びました。
田植えの時期の冷え、パソコンモニターからの化学物質によるアレルギーなど、時期によって症状が起こり易く成るとの事でした。
次に熱についての説明で、表熱実の症が成り立つのは火傷のみ!日焼けは体表の軽度の火傷と思っていましたが、逆に表面が冷えている為冷やさないのが良いと教えていただきました。
また内熱は虚から起こるもので虚熱の虚を補うと良く、熱に対しては柿田塾では水分補給が大事と学びました。
最後にお風呂に入ると気の巡りが良くなり体は楽になるのですが、衛気が入浴後傷つけられ、気が逆に減少するので、弱っている人には今後入浴の指導も行なっていきたいと思います。
【経絡講義】 伊藤先生
今回は経絡講義でよく使われている盛、虚、不盛不虚について学びました。
始めに盛と虚の意味を邪気が中心なのか正気が中心なのか、気が盛んな場合と気が虚する場合での考え方の相違を教わり、次に盛んか虚すを診るのが人迎気口診での脈力の強さの比較によって、陽経の問題なのか陰経の問題なのかを大雑把に判断し、その後、治療に関しても分かり易く解説して頂きました。
今回教えて頂いた事は今後の経絡講義の学習に活かせていきたいと思います。
【実技】 柿田塾長
今回、術者の心理状態の違いで脈が変わるかことを実践しました。
今後、日常の中でも力を抜けるように意識しながら生活していきたいと思います。
塾生 鈴木 健史