【脈診講義】 沖胡先生
先月から引き続き、脈診時の注意について教えていただきました。時計や装飾品は脈に影響を与えるので、外した状態で脈を見るようにするべきとのことでした。その他、患者さんの服装や、患者さんにかけるタオルの質や色などにも注意を払うとのことで、本当にいろいろなことを考慮しながら丁寧に診察していく必要があることを改めて教えていただきました。気を捉えて調整するというデリケートな治療をしていくためには、自分の技術を鍛えるだけでなく、周りの環境にも十分注意を払うことが大切だと思いました。
【塾長講義】 柿田塾長
塾長による質疑応答が行われました。塾長が実際に体験されたことについて聞かせていただく機会は少ないので、とても興味深く、楽しく聴くことができ、本当に有意義な時間となりました。
【実技】
いつものようにグループに分かれて実技を行いました。正気を十分補うと、強く虚しているところに関係する脈が硬くなることがあるそうです。今月はこれを体験するという内容でした。特にお年寄りでこういった変化が見られるそうですので、頭に入れておいて離床にあたりたいと思いました。
塾生 堤隆裕