【柿田流切経講義】沖胡先生
血管(動脈、静脈)での虚の診方、大腿四頭筋などの大筋が急激に痩せてくるのは多大な正気の虚であること、浮腫はいずれも虚、腹筋が細く硬くなるのは脾胃の虚、お腹の腫れの多くはガスがたまっているためで、脾臓の湾曲部にたまりやすく、脈も特に左寸口虚として現れることを学びました。
【柿田流問診講義】 城田先生
間欠性跛行について解説していただきました。脊柱管狭窄症の場合は患者さんの普段の姿勢や体型によっても狭窄する部位が違うことを学びました。
ほてりについて、どこに熱があるのか?しびれについて、末梢神経、脊髄神経、脳神経のどこに虚があるのかしっかり診ることが大切だと学びました。
【経絡講義】 伊藤先生
引き続き、足少陽胆経についての解説をしていただきました。
【実技】
患者役の人の胸椎、腰椎をイメージして横突起間を指で探り、虚実、感熱、硬軟を感じる訓練をしました。力が入っていると分かりにくく、患者役の人の脈も硬くなってしまうので、力を抜くことの重要性を感じました。自分自身の治療のためにも使えるとのことなので、しっかり訓練していきたいです。
塾生 坂路