定例会

2017年9月柿田塾定例会

【切経講義】 沖胡先生
講義前半は、先月出題された「形と気の流れ」の宿題の答え合わせがありました。頭で考えて答えを出す宿題ではなく、どう感じたかという宿題です。人によって様々な答えがありました。でも真実は一つです。それを感じ取れるよう日々訓練していくしかないと実感しました。後半は、身体の変化の診方についての講義でした。初めは皮膚の緊張など、物理的な変化、それがわかるようになったら、気的な変化を捉えられるようにという内容でした。また初心者は、絶対的でなく相対的に差を比較する方が良い、ということも教わりました。講義時間は短いのですが、短い時間の中に切経のエッセンスが盛り込まれているので、この講義はとても勉強になります。

【講義】 柿田塾長
瞑想法を中心に、身体の力を抜くための方法論を教えていただきました。たくさんの瞑想法がある中、柿田流の瞑想はシンプルで、かつ実践すると身体が軽くなります。私はとても緊張しやすい性格で、仕事のときなども困っていましたが、最近ではこの瞑想を実践することで、緊張することが少なくなりました。これを続けていき、少しでも気的感覚を向上できるようになりたいです。

【実技】 柿田塾長
柿田先生が普段行っている治療の流れを見せていただきました。通常の例会ではなかなか聞けない内容です。治療は「治してやろう」と意識するのではなく、我慢強く気の去来を待つ、という言葉は印象的でした。治効を求めすぎるあまり、我欲が出てしまっている自分を反省しなければならないと思いました。

塾生 中井

コメントを残す

*