定例会

2018年5月柿田塾定例会

【柿田流切経講義】沖胡先生

指部による診断を学び四肢の指先の冷えや関節の硬さなどは、腎虚なのですが、四肢の虚は心でも起こりえると言う事を教えて頂きました。

望診でも関節の変形・マメ・痩せ・爪の変形などの症状と経絡とを照らし合わせ、問診だけでなく、視診だけで患者さんの不調が分かるように、柿田流の勉学に励み患者さんに信頼されるようになりたいと思います。

【柿田流問診講義】城田先生

噛み合わせと口腔内について学びました。

噛み合わせの不具合によって顎関節だけでなく頭痛や腰痛なども引き起こす原因になり、又経絡(足の少陽胆経・陽明胃経など)にも影響を及ぼすとの事を教えて頂きました。

義歯や詰めものについて材質によって、アレルギーやホルモンなどの異常やその他の症状を引き起こす原因になっている事を、今まで感心がありませんでしたが、今回学んだ事を意識して患者さんに正しい事を伝えていきたいと思います。

【経絡講義】伊藤先生

前回の続きの足の少陽胆経で虚・実によって人迎(頚動脈)と寸口(橈骨動脈)との相違を解りやすく教えて頂きました。

【実技】

空気が悪いので、肺の治療を目的に至陰穴・少商穴を用いて治療を行いました。

今回、秘伝の治療方を教わりました。

私は治療をする時、緊張し体に力が入りやすいのですが、それを用いることで、いつもより早く無心になれ正気が増える感じがよくわかるように思えました。
 
治療後も何か不思議な感覚があり自分自身も正気が充実しているように思いました。

塾生 鈴木

コメントを残す

*