定例会

2018年12月柿田塾定例会

 【切経講義】沖胡先生
打ち身・捻挫について、気的に診た時の病態が解説されました。初期の患部の熱感はどこから発せられているのか、治療についても、様々な道具を使うことで、治療することができることを説明していただきました。

また、切経についての注意事項として、診ようとする意識をできるだけ最小限にし、「無」の状態で診ることができるようにすることが大事で、診ようとする意識が強いと患者の気を吸ってしまう(無意識に)ため、注意が必要であることを教わりました。

 
【問診講義】城田先生
入浴についての問診の続きで、正気の少ない状態での入浴は、生体に負担を掛けることの方が多く、控えるべきであること、入浴を控えるだけでも、(入浴による正気の消耗がない分)予後が良いことを学びました。

入浴は日常的なことですが、思っている以上に管理が難しく、正気の少ない時には、負の影響が大きいことを学びました。

 
【実技】柿田塾長
3人グループに分かれ、実技を実施しました。汚れた空気の影響を受けているため、肺の臓の弱りを観察し、診断、治療を行いました。脈診においては、単按で脈を観察しながら、他方の手の脈に圧を掛けた時(総按のように)の変化を観察しました。

塾生 今川

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